アイロンだけでも
お預かりしたお着物の写真を撮り、そのお着物についての情報をbookにしてお届けする、というお仕事の準備をしています。
始めたきっかけは、
お友達からよく聞かれた、
どういう時に着用するのか、季節はいつか、コーディネートは、どんな手入れをすればいいか、保管はどうしたいいの、サイズはあっているの…
という質問をいただいたことから。
残念なことに、私は一般的なことは勉強してきたけれど、相手の方に説明しているうちにこれは適当なことを伝えてはいけない、きちんと調べてお伝えしないとと思いました。
着物にも様々あって、全てにおいて一般論で済まない。
地方によってしきたりも違う、気候も違う、柄が持つ意味、生地の種類、汚した時の対処も違う。
今、お預かりした美しい鬼縮緬のお着物のデータを集めています。
ひどいシワでもアイロンは避けた方がいいという情報(専門店に頼むことをお勧めする内容)を入れていますが、鬼縮緬はどうして避けた方がいいのか、実際どうなってしまうのか、撥水加工がかかっているから効力はどうなんだろうなど、専門店に問い合わせて正確に正確に。おかげで進みが悪いです。
勉強になることがたくさん。
お預かりできたことで一生勉強できると思います。
お着物が、お預かりした奥様のお子様の手に渡った時を思って、
そのお着物の専門紙を早くお手元に届けたいです。